| ミソロジア |
神话 |
| 無形 闇の中 |
混沌无形的 晦暗之中 |
| 打ち払う ともし火も無く |
不存灯火 可将其驱散 |
| 何を見て 何を知った |
世人所见何物 所知何物 |
| 得体の知れぬもののうち |
于那不明真身之物里 |
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| —或いは 夜に唄う蟲のさざめき |
—或为 夜半鸣虫之切切私语 |
| —或いは 天を遍く照らす星々 |
—或为 照耀九霄之浩瀚繁星 |
| —或いは 遥か彼方から響く獣の咆哮 |
—或为 自远方轰隆而来野兽的咆哮 |
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| 無形 闇の中 |
混沌无形的 晦暗之中 |
| 人の声に 意味を識った |
自世人之声 识得意义 |
| その声の 根源は |
其声之 根源 |
| 純なる人のむねのうち |
正于纯粹之人心中 |
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| —或いは 夜に吹き荒ぶ風の音 |
—或为 夜半狂风之嘶吼怒号 |
| —或いは 天より撃ち降らん雷光 |
—或为 自天而落之列缺霹雳 |
| —或いは 人の行いも時を経ていつしか |
—或为 人之所为历经时日练就之物 |
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| 闇の中 人は恐れ慄く |
晦暗之中 世人惶恐颤栗 |
| 生ける人々の怯え惑う姿に |
从存活者的怯弱与困惑中 |
| 得た意味の 報いを為さん |
得知了意义 因而作为报答 |
| ならば 救いの声となり 闇を照らさんと |
愿化身救赎之福音 照亮黑暗 |
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| 唱えてん 神々の言葉 |
高声咏唱 诸神之言语 |
| けしてそれらは 暴かれず |
那一切 绝不会被破除 |
| 掲げてん 神々の言葉 |
宣予众生 诸神之言语 |
| そして生まれる 神話 |
遂而诞生之物 正乃神话 |
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| その声を聞いては 人はその歴史を歩む。 |
闻得其声之人 遵循历史而行。 |
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| はじまりの暗闇を照らす。 |
照亮元初之晦暗。 |
| 「創生の神話」 |
「创生之神话」 |
| 身を助くご加護はいませり。 |
神明加护助此身。 |
| 「守護の神話」 |
「守护之神话」 |
| “選らばれし民”の名の下に。 |
谨以“天选之民”之名义。 |
| 「争いの神話」 |
「战争之神话」 |
| その歩む道は示される。 |
前路已然被昭示。 |
| 「繁栄の神話」 |
「繁荣之神话」 |
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| 報いはいつか果たされるのか |
此番恩情 何时才能尽数报答 |
| 人のある限り 迷う限り 今も囁き続けては |
但凡存世之人 仍怀迷惑 至今此番嗫嚅依旧 |
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| 怖れ怯えた暗闇を打ち払い 今尚 |
时至今日 曾令人恐惧的晦暗业已被拂去 |
| 人の手にしかと握られた 神々の言葉は 頑なに |
世人手中 顽固地紧攒着 诸神之言语 |
| されど未だ 消えることのない 暗闇を見つめて |
凝视那 尚未消散的晦暗 |
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| 生きること |
在得以生存 |
| 闇を踏むこと |
及征服黑暗后 |
| その先を照らす光を求めて |
仍在寻求照亮前方的光芒 |
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| 唱えてん 神々の言葉 |
高声咏唱 诸神之言语 |
| 人の闇に惑わぬよう |
愿永不迷茫于人之晦暗中 |
| 掲げてん 神々の言葉, |
宣予众生 诸神之言语 |
| 今も報いを果てたさんと |
如今也应继续报答恩惠 |
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| 唱えてん 神々の言葉 |
高声咏唱 诸神之言语 |
| 生まれ生まれる 神話 |
生生不息之物 正乃神话 |
| 掲げてん 神々の言葉 |
宣予众生 诸神之言语 |
| 生まれ生まれる 神話 |
生生不息之物 正乃神话 |
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| けしてそれらは 暴かれず。 |
那一切 绝不会被破除。 |
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| けしてそれらは 暴かれず。 |
那一切 绝不会被破除。 |